後進の育成時間が足りないIT業界
2016.10.16離職率が高い業界特集
特殊なIT業界の仕事
IT業界の仕事も転職の多い仕事の代表格と言って良いかもしれません。IT業界に勤務していて1つの会社でずっと定年まで勤務するという方はむしろ少数派と言えるのではないでしょうか。人によりけりではありますが、20代の間だけで20回以上も転職を繰り返すような猛者が珍しくないのがIT業界です。一般的には短期間に転職を繰り返すことは社会人としてのキャリアを傷つけることになりますが、IT業界の仕事はスポット的に専門技術を持った人材が必要になることも多いため、転職が多いのは雇用側にも原因があるのです。そのためかなりの頻度で転職を繰り返したとしても決してマイナスにはなりません。むしろそれだけ色々な会社から需要のある人なのだと好意的に評価される場合すらもありえます。また自分にどれだけの技術があってどの程度仕事ができるのかもその他の業界の仕事に比べて証明しやすいため、転職が行いやすいというのもあるでしょう。
マッチングミス
ただIT業界で働いている方の転職が多い理由として、上記のようなことの他に仕事におけるマッチングミスも生じやすいという問題があります。IT業界と一口に言ってもその裾野は広く、例えばWebに関する仕事だけでもフロントエンドとバックエンド、またサーバーサイドやネットワーク関連に分かれます。そしてWeb以外にもインフラ系やアプリケーション系、ゲームなどのエンターテイメント系と多くの種類の仕事があるのです。そのため自分のスキルや希望とマッチしていない仕事に就いてしまうことも多くります。そうした場合には無理やりスキルを習得したり興味の幅を広げたりするなどして対応することになるのですが、それがどうしても難しいという場合は転職を選ぶしかありません。
イメージとのギャップ
またIT業界の仕事というと時代の最先端を走っている華やかな仕事というイメージがあるかもしれませんが、実際はかなり泥臭い部分もたくさんあります。お客様から無茶な要求をされることもありますし、その要求に応えられずに怒られてしまうこともあります。またプロジェクトの納期があまりに短いため仕事が多くなってしまい、非常に忙しく家に帰ることもできないような日々を過ごしているという人もいます。そのため仕事に就く前に華やかな部分への期待があまりにも大きかったりすると理想と現実とのギャップが大きくなってしまい参ってしまう方が多いようです。
また教育体制が整っていないために後進の育成がおざなりになってしまっている会社もたくさんあります。そうした会社に勤務してしまった場合は、自力でスキルアップをするための努力をしなければなりません。
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